夜更かししながら、自分の好きなことに時間を割り当てられ、だいぶ楽になりました。やっぱり何事も、好きなことをやている時が身体に一番良いってことですね。そんなことを改めて実感した日でした。
もう一度、久しぶりに読み直した本がこれです。私の中で、bestに入る本です。↓
エリック・バーカー/橘玲 飛鳥新社 2017年10月24日
この本には、勉強になること、活用して生かせること、今まで知らなかったこと等沢山書かれていて、読んで実際に行動に変えられる本ではないかと思います。しかも、頑張ろう的な本ではなくて、分析結果の量が多い本なので、自分がうまくいってないなと感じる時、なぜうまくいっていないのか、その理由は何なのかを探ることが出来、理由が明確になるので、今後の改善につながります。366ページと、通常よりもちょっと分厚いですが、勉強になる本です。
”あなたが成功してきたのは、たまたまあなたの性質や先入観、素質、能力のすべてが、その環境で成功を生み出す要素にそっくり当てはまったからなのです”
※””内は、本の引用です。
これは、我に返らせられる言葉です。なぜあの時はうまくいっていたのに、今そうでないのか。自分自身は変わっていないのに、状況は好転しないのか。最近、そう感じていたので、「そうだった!」と思い出させてもらいました。で、今はそれならば、どう変えていくことで、今の状況を変えられるのかを考えています。よくよく考えると確かにそうで、他の本でも、成功した場合、その組織ごと引き連れて移動した方が成功しやすいと書かれた本を読んだことがあります。
この本の中で、わたしなりに思う一番大事なこととは、おそらくですが、「自分をよく知ること」そして、「自分の強みを生かせる環境に身をおくこと」、この重要さを伝えたい本なのではないかと思います。「環境」については、特に重要で、どんな環境に身をおくかで、自分がどんな人間になるかまで決まっているそうです。そして、高確率で、その周りの人と同じ人間になっていくそうです。そう言われると、今「嫌だな」と即答で思ってしまった自分がいます。笑
自分にとって、マイナスな環境に長く身を置き続ければ、マイナスな人間になる確率はどんどん上がるわけで、環境自体を変える取り組みをするか、その環境から去るか、の決断をしないと、自分にとっての成功からはだいぶ遠のきますね。
”成功者となるために、覚えておくべき最も重要なことは何だろう?一言でいえば、それは「調整すること」だ。成功とは、一つだけの特性の成果ではない。それは「自分はどんな人間か」と「どんな人間を目指したいのか」の二つを加味しつつ、そのバランスを調整することだ”
「調整」という言葉は、本によっては悪く書かれていることもあるので、自分なりの「調整」を持っていないと、本によって左右されてしまう言葉の気がします。例えば昨日お勧めした本では、「調整」は良い表現では書かれていません。
※その記事がこちら。↓
さらに、この本では幸福の基準も定義していて、その項目でそれぞれ自分が満足出来ている状態か、それが重要だと言っています。
”1.幸福感(人生から喜びと満足感を得ていること)=楽しむ
2.達成感(何らかの業績でほかに抜きんでていること)=目標を達成する
3.存在意義(身近な人々に、ポジティブな影響を及ぼしていること)=他者の役に立つ
4.育成(自分の価値観や業績によって、誰かの未来の成功を助けていること)=伝える”
24時間ある時間の中で、この4つの項目をそれぞれどのくらいの割合で費やしているか、それをきちんと把握して、バランスを取ることが大切と書かれています。この本が絶対の正解ではないので、自分の今を測る基準として、わたしは活用しています。
その他にも、
”良いリーダーと偉大なリーダーの差は、程度の問題ではなく、両者は根本的に異なる人間なのです”
”私たちが人を評価するとき、その80%は「温かさ」と「有能さ」という二つの評価軸によって判断する”
などなど、面白い分析がいくつもあります。
読んで頂き有難うございます。
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